紙飛行機 作り方 スカイキング

スカイキングは、子どもたちが空を見上げて大喜びような高々度の滑空をする紙飛行機です。スカイキングは戸田拓夫さんが開発しました。2004年東京ドームで滞空時間19.24秒の純粋折り紙ヒコーキでの室内手投げ世界最高記録を樹立した機種です。折り方には、戸田拓夫「よく飛ぶ立体折り紙ヒコーキ」で紹介されています。最も安定する性能を発揮するのがこのタイプの飛行機だと言われているそうです。垂直の尾翼を持っていることから、強く投げ上げても宙返りをせず大変よく飛びます。上空200メートルくらいまで投げ上げて、反転し、滑空に移って15秒〜20秒の滞空時間を記録できるほどの高性能です。ただ昇降舵のひねりすぎには注意が必要です。うまく飛ぶようになったら時間を計ってみてください。10秒を超えればまぁ合格です。経験を積んで20秒を目指せるよう頑張ってくださいね。スカイキングの他にも、ウイングエース、ソレイユ、コンコルド、イカロス、トータス号、テトリス、ホッパーなどまだまだたくさんの種類がありますよ。

折り紙ヒコーキの世界大会

奈良・平安時代に扇子を的に当てて、落ちた扇の形で得点を競う遊びがあったそうです。アメリカのある航空機開発の責任者が調査したのは、当時の日本で既に木と薄紙で作った気体におもりをつけて飛ばす飛行機のようなものがあったという説だ。イギリスとフランスの超音速旅客機の開発に遅れをとっていたアメリカはその三角翼のヒコーキに特許権をめぐって苦境に立たされていたのだが高速機に不可欠な三角翼を自由に操るにはどうしても特許権を打破しなければならなかった。その糸口が当時の日本の古典的な三角紙ヒコーキにあるのでは?と注目したアメリカ人は必死に調査を開始したと言われている。このアメリカ人の提唱から世界折り紙ヒコーキ大会が始まったとも言われている。第1回の国際紙ヒコーキ大会はかなりの話題を呼んだようだ。1967年頃までは行われ、集まった報道人の数も並ではなかったようです。その後この大会が何度開催されたかは不明ですが今はもう行われていないということです。

紙飛行機 の飛ばし方

紙飛行機は子供の頃、誰しも一度は作ったことがあるのではないでしょうか?うまく飛ばすことはそんなに簡単なことではありません。それは紙飛行機といえども本当の航空機と飛ぶ原理は同じだからなんです。機体の重さに揚力を翼が作ること、空気抵抗に負けない推力をエンジンが作ることが肝心なんですが・・。折り紙飛行機にはエンジンがありませんので出来るけ空気抵抗を少なくして作る必要があります。飛ばす前に慎重に機体を調整することも重要です。たかが紙飛行機されど紙飛行機なのです。とても奥が深いものです・・。まず、気に入った形の紙飛行機を)作ってみてください。紙飛行機ができあがったら最後は投げ上げ方です。うまく上昇させてスムーズに滑走飛行に移すにはかなりのテクニックも必要なのです。折り方、調整の仕方、投げ上げ方、この技を一度勉強されてみてはいかがでしょう?戸田拓夫さんの「よく飛ぶ立体折り紙ヒコーキ」にすべてがつまっていますよ。

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